アートを科学するビッグアート
2021年、明けましておめでとうございます。
ビッグアートは、今年11月で創立30周年を迎えます。
当初は環境アートを目指し、壁画制作からスタートしました。
壁画だけで壁をを演出することに限界を感じ、
特殊塗装(後にデザイン塗装)やレリーフをはじめとするオブジェにまで広がっていきました。
そして、マーケティング分野の集客やブランディング、医療分野におけるヒーリングアートなど、
アートが果たせる分野を本格的に追求しているうちに、アートが社会貢献の無限の可能性を持っていることを再発見。
ビッグアートは30年経って、単なるアート制作会社から社会問題をアートで解決するという不思議な立ち位置にいました。
アートの持つ力に科学的なアプローチをすることで、
「アーチストの表現ツール」から「社会の問題解決ツール」へと転換してきました。
この5〜6年間は、アート制作会社で行くか、アートを応用した問題解決の会社で行くかという選択肢に悩んだ期間でもありました。
そして昨年、進むべき道が決まり、一気に新たなるスタートを切りました。
新たに新生ビッグアートのコンセプトをご紹介させていただきます。
ビッグアートは、アートを駆使した「外観イメージデザイナー」です。
まだ、自社の仕事を説明できる完璧な言葉が見つかりません。
前例のない未踏の領域ですから、私たちのドメインを説明する言葉がないのです。
私たちの仕事、職業を定義する言葉は、追々登場してくると思います。
自分たちの職業を定義する言葉がなくても、困っている人や企業、地域がたくさんあります。
無限の潜在的な需要がそこにあるから、まずそこに向かって動き出します。
私たちの仕事は、自己表現のためのアートではなく、
お客様のお困りごと、悩みごとにフォーカスするところからスタートします。
アートだけではない3つのアプローチ
私たちは、アート × デザイ ン × マーケティング という3つのアプローチで問題解決の糸口を探ります。
あなたの身近な問題として、集客、誘客またはブランディングがあるかも知れません。
私たちは、建物の外観と看板を一体ととらえて、外観のトータルイメージ戦略をご提案します。
病気を医学的アプローチだけでなく、アートによる心理的アプローチで免疫力、自然治癒力を増進させるという人にやさしい回復法もあります。
病室や共有スペースが、まるで山や野原や海岸のような、自然で開放的な環境だったらどうでしょう?
手術室の天井が、新緑の木々から木漏れ日が差し込むような清々しい絵が描かれていたらどうでしょう?
また、とてもユニークで価値ある資源を持ちながら放置されたままのまちや地域、施設が、日本には数え切れないほど多く埋もれています。
近年のスクラップアンドビルド的な古くなったものを壊して全く新しく建て替えるという暴力的な方法ではなく、
古くてもいいものを最大に生かしメイクアップを施す「化粧で生まれ変わる」
というソフトでダイナミックな方法をご提案します。
近年続いてきた建築や建設ブームに水を差す気持ちはありませんが、
建築や建設ではないもう一つの選択肢になれればと思います。
科学的、マーケティング的なアプローチで応用アートを提案する会社です。
元々、科学者を目指し、マーケティングの世界を駆け抜けてきたちょっとユニークな代表の私がアートの世界に飛び込んで30年。
私たちは、まわりのアート会社とは全く異なる立ち位置とアプローチでアートに取り組んでいきました。
マーケティング的アプローチで、お客様の問題を分析し、ゴールを見つけて戦略を立てます。
そして、デザインによってアートのパワーをゴールに向けて集中させます。
そして、様々なアート技法を最適に組み合わせ、最大のパフォーマンスを発揮させ成果を出していきます。
あなたの個性を感動アートで応援します。
近年、グローバル化による大資本の優位化とインターネットによる情報の寡占化で、社会の2極化が著しく進みました。
その結果、経済格差が広がり、景気が一気に悪化してきました。
首都圏と地方、情報産業と第1次・2次・3次産業、ネット産業とリアル産業、大企業と中小零細企業、資本家と労働者など。
一般的に、マーケティング理論は大手企業や大資本に有利な考え方です。
小が大に勝つには、ランチェスターの法則(戦略)が挙げられますが、
最近世界から注目されている日本の旅館の接客法いわゆる「おもてなし」もそのひとつです。
そして、人の心の琴線に触れ、心を揺り動かすアートは小が大に勝つ最強のツールです。
おもてなしとアートに共通するのは「感動」です。
小が大に勝つ、地方が首都圏や大都会に勝つには、資金力や情報力ではかないません。
キーワードは、個性(独自性)と感動です。
私たちは、感動マーケティングによる感動空間づくりであなたをとことん応援させていただきます。