お洒落なアーチとゆかいな仲間たちが園児たちをお出迎え!
既設の門柱とレンガ塀を再利用して、幼稚園の顔となる正門をリノベーションしたいというご依頼。何度か現場に足を運び、いろんな角度から園全体を眺めてみたり、園のこだわりをヒアリングすることから始めました。 園内には大きな桜の木が数本あって、春には園を覆い尽くすほど花が咲きます。そこで、桜の花を背景にドラマチックに映えるアーチ型のゲートと大きなベルをモチーフにすることにしました。
それさえ決まれば、あとはそれを最大に生かす登場者や演出小物を配置していくだけ。ゲートを守る動物たち。シンボリックな花を形どった門扉。飾り柱の掲示板とイベント表示板。門柱もアーチに合わせてコーディネート塗装。 既設の古いレンガ塀とも全く違和感がありません。しかも、以前から塀の上に付いていたマスコットの置物たちも引き立て役になって、物語りに広がり感をもたらしてくれました。
既存のものを最大限生かしつつ、大きくイメージを変える。園のもともと持っている潜在的な魅力を極限まで引き出す。これこそが私たちの仕事の神髄です。