看板に求められる2つの要件
看板がきちんと働くためには、次の2つの条件をクリアしなければなりません。
- 目立つこと。目に止まること。
- 目的を達成するように設計されていること。
しかも、この2つが一貫していて、整合性がとれていなければなりません。
たとえ目立っても、それがお店の目指す方向と合っていなければ意味がありません。
たとえ目立っても、「何を言いたいのかわからない」ではダメ!
こんな例に思い当たりがありませんか?
誰もが知っているTV-CMなのに、それが何のCMだったのか誰も覚えていないというケース。
CMクリエーターは、「やった−!大ヒットだ」とご満悦かも知れませんが、スポンサーさんは苦笑、というか激怒。
TV-CMは、CMそのものをヒットさせることではなく、商品やサービスを「欲しい」と思わせることです。
看板も同じで、目立つだけでなく、そのお店の伝えたいメッセージが伝わらなければ意味がありません。
目立っただけでは「なーんちゃって看板」で終わってしまいます。
3秒間で伝わる内容にする
伝えたいことを伝わりやすい形でアピールしなければなりません。
しかも、前にも言ったように3秒でその内容を伝えるには、一目で誰もがわかるように作り込む必要があります。
長い文章は、誰も読んでくれません。
1つの看板で、いくつもの事を伝えようとすると、見た人は混乱します。
繰り返しますが、欲張ってたくさんの事を伝えようとすると、効果は激減します。
シンプルでパワーのある看板の構成要素とは
できれば、短いキャッチコピーとそれが一番伝わりやすいビジュアル(絵や写真)だけで構成するのがベストです。
もちろん、店名も記憶に残りやすいロゴマークやキャラクター、ロゴ書体、コーポレートカラーを徹底して使いましょう。