前回までのおさらい
前回までは、
・看板は、客の目に止まらなければ何にもならない。
・客の目に止まらないで終わる看板がほとんどである。
・集客につながる看板は1割もない。
・これまで、「売れる看板」「集客する看板」を提案したり提供する専門の職業がなかった。
ということをお伝えしました。
看板は3秒広告である
前に、看板は3秒広告だと言いました。
たとえ、その看板が客の目に止まっても、3秒以内に
⑴ 気になる。
⑵ 面白そうだ。
⑶ 入ってみたい。
⑷ 入ってみるか。
という段階まで、客の心理を変容させなければなりません。
観光地など、同じ客が何度もその看板を見る機会がないケースは、たった1回でレベル⑷まで到達しなければ、入店チャンスを逃します。
但し、初回が最低のレベル⑴でも、何度もその看板の前を通る客は、その体験が反復されるうちにレベル⑷まで上昇することはあります。
ということは、たとえ目立つ看板で客の目に止まっても、3秒以内に客の心理に変化を起こさせなければ落選なのです。
目立つだけの看板なら誰でもできる
目立つだけのアイデアなら無限にあります。
目立つだけの提案なら、看板屋さんやデザイナーならずとも素人でもできます。
思いつきだけで何の戦略も仕掛けもないのでしたら、誰でもできます。
逆に、思いつきのように見えて、巧妙な計算が張り巡らされているデザインもあります。
一見しただけでは、素人には見抜きにくいので、「あんなのだったら俺でもできる」と勘違いする人も多いのです。
「売れる看板」「集客する看板」には、タネも仕掛けもある
本当であれば、ここから先は企業秘密にしたいのが本音です。
「売れる看板」「集客する看板」とは、思いつきレベルではありません。
戦略があり、仕掛けと仕組みがあり、ストーリーもあるのです。
あなたにとって看板とは?
これを読んでいるあなたは、今、看板に何を期待しますか?
⑴ 1円でも安く看板を作って欲しい。
⑵ 自分好みの看板を作って欲しい。
⑶ 目立つ看板を作って欲しい。
⑷ オシャレでカッコイイ看板を作って欲しい。
⑸ 店の繁盛につながる看板を作って欲しい。
次回以降は、⑸を選んだ方のためだけに、看板のパワーを最大限に発揮する方法をお伝えしていきます。
看板業界の方も、安売り競争ではなく、「売れる看板」「集客する看板」という土俵で付加価値の高い看板を一緒に提供していきませんか?