「見ない」「考えない」「信じない」「行動しない」が現代の客の心理
近年はスマホの飛躍的は普及で情報が氾濫しています。
一人一人が処理できる情報のキャパをはるかに超えている感があります。
次々と新しい情報が飛び込んでくるため、立ち止まって考える間もなく頭の中の情報が上書きされていきます。
そのため、現代人は新しい情報に対して「見ない」「考えない」「信じない」「行動しない」という状況に陥っている傾向にあります。
それに伴って、まちにひしめく看板も効果を失いつつあります。
一般的に、看板はおもしろいものは少なく、お店の言いたいことのオンパレードであったり、
お店の単なるエゴであることが多く、客の心に届かないというか、見たくないものが多いものです。
興味もない客に、これでもかこれでもかと売り込んでも何の効果もありません。
「おもしろい」「ワクワクする」に人は反応し、集まってくる
まず「おもしろそう」「楽しそう」と客の心をつかむこと、ひいてはまちがワクワクするエンターテインメント空間になること。
そうすると、必死に客引きしなくても、向こうからやって来ます。
ビッグアートは、創業時から「お店をおもしろくしたい」「まちを楽しくユカイにしたい」という理念で看板をデザイン、制作してきました。
近年、街中を見渡しても、何の工夫もない事務的でつまらない看板が氾濫しています。
道行く人も、看板にいちいち目を向けることが少なくなり、不感症になっています。
逆に言えば、均一的で無個性の看板が氾濫する中で、目立つのは簡単です。
お店の前を通る人を、「笑わせる」「楽しませる」「驚かせる」そんな温かい悪戯っぽいユーモア溢れる看板をつくればいいのです。
そうすれば、客だけでなく、まわりの住民も、従業員も明るく楽しくなり、向こうから人が次々と集まってきます。
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