遠くから目に飛び込んでくる立体的なレリーフ看板
駅の近くの好立地ですが、無表情の目立たない建物でした。
ただ、外壁が茶色で珈琲の店には好都合でした。
問題は、駅の改札口の遠い視点から即目を引き、
一目で珈琲の店であることがわかるシンプルさとインパクトが必要でした。
そのためには平面的な看板では不可能でした。
そこで、コーヒー樽の立体レリーフをシンボルにしました。
「豆&カフェ」という文字も、駅に向けて建物の側面に表示。
「豆」という字も、立体的なコーヒー豆で表現しました。
これで、遠くから見つけてもらえて、珈琲の店だとすぐわかります。
店内は「地中海の街並み」の壁画で非日常的な演出
この店は喫茶店ではなく、コーヒー豆の焙煎工房がメインなので、
喫茶スペースも作業場的なシンプルな内装です。
ただ、雰囲気だけは日常空間ではくつろげないので、
地中海のカフェのある街並みを壁画で演出することにしました。
ライトでカジュアルな水彩画のタッチで
癒やしのある軽やかな空間に仕上げました。
「Ten Dollars Coffee」のビフォーアフターはこちら