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大人も通らないこわい地下道が、小学生の通学路

当社で手がけた地下道壁画の第2弾です。

普段はほとんど利用客のいない昼間でも怖い地下道

東武伊勢崎線のせんげん台駅と武里駅の中間に位置し、団地と住宅地をつなぐほとんど人通りのない地下道でした。

地域の小学校の指定通学路でありながら、落書きとチカンに悩まされ、朝夕父兄たちの見張りの中で通学する光景は異様でした。

ようやく、地域住民の陳情によりこの大壁画が実現することに!

子供たちが大好きな動物王国を壁画で再現!

子供たちの恐怖や不安のイメージを払拭するため、外壁も内壁も天井も一分のすき間もなく、明るくユカイなメルヘンの世界で埋め尽くしました。

テーマは、地下の動物王国「アニマルランド」。

105種類もの珍しい動物たちが、さまざまなシーンで登場します。

図鑑よりわかりやすい表現で野外学習もできる空間に!

単純に多くの種類の動物をランダムに配置するのではなく、ストーリー性と場面づくりにはとことんこだわりました。

まず、地上と出入り口のまわりには、ゾウやキリン、猿など人間にとって身近な動物が出迎えます。

出入り口は東口と西口の2つあり、変化をつけるために東口側は北極、西口側は砂漠という設定。

そして、中央通路はジャングル、草原、水辺の3つに分けて、それぞれの環境で生息する動物を
それぞれユーモラスでものぼのする仕草や表情で登場させました。

こうすることで、図鑑より体験しながら野外学習ができるように工夫しました。

自動的にクチコミが広がって利用者が増えていく「仕掛け」とは?

壁画完成後、遊び心で天井の近くに本物そっくりのネズミを作って、気づきにくい場所に設置しました。

目ざとい子供たちがそれを発見して学校や家庭で自慢話をします。

それを聞いた人はそれを確認しに足を運び、また周りの人に自慢する。

そのクチコミ連鎖で足を運ぶ人が次第に多くなる仕掛けです。

正に「ネズミ講」戦術です。

利用客を増やすためには、手段を選ばずあれやこれやと手を尽くすのがビッグアート流ですから。

狙いは図星でした。

通常は完成当初だけ人が集まり、次第に反響が薄れてくるものですが、
完成当初から半年、一年と月日が経つごとに利用者が増えていくのがわかりました。

以前は怖かった地下道が、子供たちの遊び場や待ち合わせ場所に大変身!

今では、小学生たちの楽しい遊び場に変わり、近くの幼稚園の散歩コース、地域の人々の朝夕の散歩コースにと利用者も増え、それを機に落書きもなくなりました。

以前の姿が、本当にウソのようです。

壁画が完成から3ヶ月程して、地域の小学校から400通余りの子供たちの感謝の作文が当社に届けられました。

寄せられた作文を見て、スタッフたちは涙を流して喜んでいました。

制作中は悪戦苦闘の連続でしたが、地域の皆さんに心から喜んでいただけて
この仕事の醍醐味を味わせていただきました。

現場を見学したい方は、下記の地図からどうぞ

大枝地下道「アニマルランド」

〒344-0023 埼玉県春日部市大枝89−1