なぜ、廃品(ゴミ)でオブジェをつくるのか?

通常、私たちは立体オブジェを制作するとき、
さまざまな造型用の材料を加工してつくります。

完成イメージが先にあって、
それを再現するために最も適した材料を使います。

ただ、今回の場合はまったく逆のアプローチです。

とりあえず、まちに出て面白そうな廃品(ゴミ)を
無造作に拾い集めてきます。

一応、作品のテーマと大きさだけは決めてあります。

でも、作品のテーマに合った廃品(ゴミ)が

そう安々とあるわけではありません。

この廃品(ゴミ)で「蜂」のオブジェをつくります。

野外で拾ってきた廃品たち

集めてきた廃品(ゴミ)はご覧の通り

何の脈絡もありません。

さて、今回つくるのは「蜂」です。

どうですか?

この廃品(ゴミ)から「蜂」がイメージできますか?

与えられたモノだけで創造していくプロセス

蜂オブジェの制作プロセス

集めてきた廃品だけを使って「蜂」の形に仕上げなければなりません。

奇想天外なイマジネーション力、応用力と感性が問われます。

どんな作品ができるかは、正に作り手の構想力で決まります。

こんなものをつくろうという通常のステップと違い、

目の前にある廃品たちと会話をしながら、

手探りしながらアドリブでつくっていきます。

ですから、最初からどんなものができるかは想像もできません。

出来上がるまでは、作り手さえもわからないのです。

信じて任せてもらうしかないのです。

こういう手法は、ユニークなアート作品をつくるときにはとても有効ですが、

仕事としてはとても効率が悪いので普通は絶対にやりません。

ただ、お客様からどこにもない質の高い作品を求められたときは、

弊社ではあえてこの手法を採用します。

人間の想像を超えるクリエイティビティを求めて

さあ、どんなオブジェ作品ができたのでしょうか?

ごらんの通り!

蜂オブジェの完成

最初の廃品の山からは、とても想像できない

「蜂」のオブジェができたでしょう!

威光を放つような存在感とパワー。

世界でたったひとつしかない

まさにオンリーワンの「蜂」の完成です。

「通常の立体造型やオブジェでは飽き足りない」

「もっと、強烈にスゴいものをつくりたい」

という方は、ぜひ弊社にお声かけください。

 

施工事例集「スクラップ・オブジェが人目を引くおしゃれなアパート|ローズパーク」