立体造形やレリーフは、凹凸があるため汚れが溜まりやすかったり、雨水の流れが悪いため、平坦な壁に比べて汚れやすいのは事実です。
弊社では、過去に制作したレリーフを定期的に観察して、どんな形状が汚れにくいかを研究しています。設置環境によっても変化はありますが、レリーフの形状によって汚れやすいものと汚れにくいものがあることがわかってきました。これからも、この研究を続けて少しでも汚れの少ないレリーフのデザインを追求していきます。
汚れのつきにくいということで最近注目されている光触媒のコーティングもオプションで行っています。まだ導入して2~3年しか経っていませんので、長期の実績はありませんが、光触媒を施したものとそうでないものとでは、明らかに差は出ています。
とはいえ、どんなものでも一長一短はあります。
レリーフの「注目率」と「存在感」などアピール力の高さとコストパフォーマンスから比べると、汚れ易いのは玉にキズととらえていただきたいと思います。
レリーフは簡単に水洗いは可能ですので、手の届くところでしたら一年に一度位スポンジたわしと中性洗剤などで水洗いをお願いします。