皆様からのよくあるご質問にお答えします。

よくある質問

Q.レリーフの素材は何ですか

 従来はレリーフというと、銅板か陶板でした。近年、造形会社でつくるレリーフはFRPが大半です。

 弊社では、発砲スチロールを削り出して、表面に硬質のコーティングを施します。表面のコーティングにはFRPもまれに使用しますが、ほとんどがウレタン樹脂かモルタル系樹脂です。
特に最近登場したウレタン樹脂のおかげで制作期間が飛躍的に短縮され、コストダウンできたことで、一般には高嶺(高値?)の花だった立体的なレリーフが一気に身近な存在になってきました。

 とはいっても、弊社がウレタン樹脂を使うようになったのは昨年からです。日本ではまだFRPが今だに主流で、ウレタン樹脂はほとんど出回っていません。

 弊社では、ウレタン樹脂で作業性が高まった分、持ち前の絵画技術で着色で付加価値を高め、リアルな質感表現や味わいなど温もりのある作品づくりで特徴を出していきたいと思います。

Q.レリーフなど立体的なものは汚れやすくないですか。

 立体造形やレリーフは、凹凸があるため汚れが溜まりやすかったり、雨水の流れが悪いため、平坦な壁に比べて汚れやすいのは事実です。

 弊社では、過去に制作したレリーフを定期的に観察して、どんな形状が汚れにくいかを研究しています。設置環境によっても変化はありますが、レリーフの形状によって汚れやすいものと汚れにくいものがあることがわかってきました。これからも、この研究を続けて少しでも汚れの少ないレリーフのデザインを追求していきます。

 汚れのつきにくいということで最近注目されている光触媒のコーティングもオプションで行っています。まだ導入して2~3年しか経っていませんので、長期の実績はありませんが、光触媒を施したものとそうでないものとでは、明らかに差は出ています。

 とはいえ、どんなものでも一長一短はあります。
レリーフの「注目率」と「存在感」などアピール力の高さとコストパフォーマンスから比べると、汚れ易いのは玉にキズととらえていただきたいと思います。

 レリーフは簡単に水洗いは可能ですので、手の届くところでしたら一年に一度位スポンジたわしと中性洗剤などで水洗いをお願いします。

Q.レリーフは取り外して塗り替えできますか。

 今のところ、レリーフを壁から取り外しての塗り替えには対応していません。というのは、外せないようにレリーフを強力なボンドで固定する方法をとっているからです。

 塗り替えをするとなると、現場施工になりますので高い所ですと足場の設置や高所作業車が必要になります。ローリングタワーを設置できる環境でしたら、比較的作業も楽です。

 制作前に、将来取り外して塗り替えたいという要望がありましたら、特殊仕様で制作・施工することは可能です。ですから、お申し出いただきましたら対応いたします。

 レリーフの塗り替えというと、色褪せが目立つようになった時だと思います。そこで、じゃあどの位色がもつかということになりますね。

 色褪せに関しては、設置場所の日照条件によって大きく異なりますので一概には言えません。それに、色によってもかなりの差が出ます。彩度の高いビビッドカラーやパステルカラーは色褪せが目立ちます。あくまでも目安としてあえて言うなら、5年位がひとつの目安です。色や日照条件では、10年以上のケースもあります。もちろん、そこで色が完全に消えるわけではなく、色が褪せてきたと感じる時期です。

 普段からレトロな風合いを表現するエイジング塗装を手がける弊社としては、色褪せたらむしろいい味わいの出てくるような作品づくりをめざしたいものです。

Q.壁画は主にどんなところに描いているのですか?

 弊社では、商業施設から公共施設、一般住宅に至るまで幅広い物件を手がけています。具体的には、店舗、幼稚園・保育園、老人ホーム、病院、遊園地、プール、地下道、工事現場、ガス・水道タンクなどからアパート、個人住宅などさまざまです。中でも多いのは、飲食店と幼稚園・保育園です。

 壁画以外にも、天井画、床壁画、ブロック塀壁画、シャッター壁画、プール壁画などさまざまな場所に描いています。

 地域的には、関東一円です。特に地元・春日部市では、「壁画のある街づくり」を推進しており、数多くの壁画が集中しています。

Q.壁画はどんな塗料を使って描くのですか?

 壁画を描く壁の下地にあわせて水性、油性、溶剤系の塗料を使い分けます。例えばブロック塀やコンクリート壁には水性塗料、シャッターやトタンには油性やウレタン塗料を使います。その他に、耐候性、物件の特性、作業環境、作風によっても使い分けています。最も使用するのは、水性アクリル塗料です。

 当社では、より環境にやさしく安全な水性塗料に移行するよう努力しています。