皆様からのよくあるご質問にお答えします。

よくある質問

Q.壁画やレリーフはオリジナルでデザインしてもらえるのですか。

 もちろんデザインからお手伝いいたします。

 施主様の個性やイメージ、建物の事情などに合わせてデザインしなければ、アンバランスで不自然な仕上がりになるからです。既製品やよそで使われたデザインでは、デザインに一貫性もなく無個性なイメージになってしまいます。施主様の「個性」や「らしさ」を建物の表情やイメージで表現していくこと。それが私たちのもっとも得意とするところです。

 弊社は単なる壁画やレリーフなどのアート制作会社ではなく、「空間演出デザイン」を主体とした全国でもユニークな会社です。ぜひ、施主様の建物の表情やイメージに関する悩みを私たちにお聞かせください。そこからが、私たちの仕事の出発点です。

 しかも、私たちの提案するデザインは、大きな造作をともなう工事を必要としません。ほとんどが、カラー塗装や壁画を使ったイメージチェンジです。特に個性を強調したいとかインパクトのあるイメージシンボルをつけたいときだけ、レリーフなどをご提案します。ぜひ、お気軽にご相談ください。

Q.ロゴマークやキャラクターなどのデザインもお願いできますか。

 もちろんできます。

 お客様の個性を視覚的に表現して、イメージを作り上げていくことが私たちの本業です。今まで、店舗や企業のロゴマークやキャラクターのデザインは数多く手がけてきました。

 弊社は手描きの絵を得意としていますので、パソコンでつくるデジタルなロゴやキャラクターとは異なり、温もりと味わいのあるデザインが特徴です。

Q.デザイン塗装とは何ですか?

 「デザイン塗装」とはビッグアートの独自の呼称で「建築装飾塗装」全体を指します。

業界では「エイジング塗装」という言葉が、装飾塗装の代名詞のように使われていますが、厳密には誤っています。「エイジング」とは、歳をとること。「エイジング塗装」とは、あくまでも経年変化を表現するものです。塗装が剥げたり、汚れたり、傷ついたり、サビが出たり等々、古びた壁をリアルに再現する塗装で、装飾塗装の中の一つの表現手法にすぎません。

 業界では、さまざまな建築装飾塗装の関連用語が使われています。

  • ・Decorative Painting(デコラティブ・ペインティング)
  • ・フェイク塗装(疑似塗装)
  • ・Majic Painting(マジックペインティング)
  • ・エイジング(エージング)塗装
  • ・アンティーク塗装
  • ・Faux Finish(フォーフィニッシュ)
  • ・サビ塗装
  • ・古美色仕上げ
  • ・特殊塗装

 大別すると、図案やムラなど装飾的な塗装、大理石や石などをリアルに表現する疑似的塗装、古びた風合いを表現するアンティーク的塗装の3タイプに分けられます。 

 デザイン塗装とは、この他にステンシルや多色塗装、マチエール(テクスチャー塗装)など壁を装飾するための塗装全体を指します。壁を魅力的に演出するためには特定の表現手法や分類にとらわれない発想やデザインが必要だという考えから、あえて独自の呼び方をしています。

Q.レリーフってどんなものですか。

 絵を浮き彫りにしたものだと思ってください。厚みがありますが、壁につけるため裏面は表現しません。基本的に前方から見ることを前提にしています。

 立体的に壁から飛び出していますので、当然平面的な壁画よりも迫力があり、存在感が高まります。シンボル的なものを表現するには最適です。


 立体造形の場合は、完全立体で前も横も後ろも上も下も全方向から見られることを前提にしています。当然、広い設置スペースが必要になり、基本的に自立タイプですので固定する方法も考えなければなりません。

 それに比べ、レリーフは壁さえあればどこにでも取り付けが可能です。厚みは建物や設置環境を考慮すると、15~30センチ位が適当です。この厚みですと、外壁に取り付けても敷地からはみ出すことはまずないと思います。

 レリーフの特徴を整理すると、
 ・平面的な壁画に比べ、立体的だから横方向からも見える。
 ・平面的な壁画より、立体的で注目率が高く存在感がある。
 ・立体造形と同じ効果を持ちながら、立体造形に比べ設置場所を選ばない。
 ・前半分だけしか表現しないので、低コストで制作できる。
 ・建物の壁面と一体になるので、風圧や構造的な強度などの心配は少ない。

 一言でいうと、迫力やインパクトが一気に上がる割に、コストも手頃で設置も簡単なことです。考えてみると、どうして今まであまり普及しなかったのか不思議な位です。

Q.どうしてレリーフは立体造形より普及していないのですか。

 ごもっともです。

 弊社も、つい最近までレリーフには目もくれず立体造形の制作が中心でした。しかし、この数年で立体造形からレリーフに完全に移行してきました。

 立体造形に比べ多くのメリットがあるはずのレリーフが普及しなかったのは、どうも次のような原因が背景のようです。

 ・レリーフは立体的でありながら彫刻の範ちゅうではなく絵画の表現手法のひとつ。しかし、絵画の世界の人はあまりレリーフには関心を持たないこと。
 ・彫刻出身の造形家たちは、自分たちの分野ではないレリーフをつくることに消極的だったこと。

 絵画と彫刻は同じ美術の分野ですが、全く異なる人種といってもいいほど志向が異なります。絵画出身の人は彫刻の世界には興味を持ちませんし、彫刻出身の人は絵画には興味を持ちません。水と油のような不思議な関係です。つまり、レリーフは絵画と彫刻の間にあり、どちらにとっても主流から外れているということ。

従来、レリーフに取り組んできたのは美術系の人ではなく、銅版レリーフや陶板レリーフといった工芸系の人でした。壁画会社も造形会社もほとんど取り組んでこなかった分野なのです。

それが、近年新しい材料が登場したことで、ようやく弊社もレリーフの制作に取り組み始めました。実際、レリーフに取り組んでみると、彫刻系の人よりも絵画系の人に向いていることがわかってきました。レリーフは立体的でありながら限りなく絵画的なのです。

とはいえ、国内ではレリーフに取り組む企業はまだほとんどありません。壁画より存在感があり、「立体造形よりコストも安く」「取り付け場所を選ばず」「施工もいたって簡単な」レリーフの普及に今後も全力を尽くしていきます。